2013年もあとわずか。なので、ここで2013年を振り返ってみようかと。ここでは公になっている話について書いていこうかと。主に執筆関連になりますが。
今年もいろいろと原稿を書きましたね。1月から順にみてみると。
Android NDKのディープな話
1月には日経Linuxさん向けに「Androidアプリ開発の奥の手!絶対わかるAndroid NDKのディープな話」という連載が掲載されました。連載開始のエントリーはこちら
ARMで学ぶ アセンブリ言語入門
3月には「ARMで学ぶ アセンブリ言語入門」が出版されました。この本は、C言語からARMのアセンブラを掘り下げていくというタイプの本となっています。それにしても、ARMのアセンブラ本ってあまり無いですね…。
シーアンドアール研究所
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この本を出版した後、CQ出版さんを訪問した際「うちではこの企画は通らないですね」というやりとりがあったとか、なかったとか。
Effective Android
秋はEffective Androidの原稿書いてましたね。
元々は同人誌から始まった本ですが、私が加わったのは電子書籍版から。
当初はEffective Androidの中心人物である@mhidakaさんから「ラノベ風に下周りの原稿書いて」という要望でしがた、時間の都合上や同人誌的な雰囲気も入れるため、軽いノリのAOSP解説(タイトルは「AOSPを17倍活用する方法」)となりました。
同人誌から電子書籍になるだけでも「すごいなー」と思ってみていたのに、それが1月には商業誌となって書店に並ぶんですよねぇ…(遠い目) 技術書が同人誌から電子書籍、商業誌となる流れを当事者として経験できたのはよかったですね。
現在予約受付中なのでぜひ。
冬コミ参加
これは、これから参加するわけですが。
半年前までは「コミケなんて一生縁が無い世界だな」なんて思ってたのが、何があったのか、今回の冬コミ(C85)では、いろいろ参加してます。
まずは同人誌への寄稿。TechBoosterさんの新刊「Feature of KitKat」へ「DalvikVMに替わるランタイム ART」を寄稿しました。
次に同人誌の技術監修(はじめて!)。迷惑研さんの「BareMetalで遊ぶ RaspberryPi」って本です。RaspberryPiをOSを使わずに制御するには、どうしたらいいのー?ということが書かれている本です。先ほどのARMのアセンブラ本を書く際に同じ事を経験しているので、それを元にアドバイスを。
最後に、自分のサークルと本を出すことになりました。サークル名は「トゲトゲ団」(3日目西す20a)。本は「三次元少女」(52ページ、500円)という3Dグラフィックスのライブラリや線形代数的な話をラノベ的な展開(幼なじみや、謎の美少女などが登場)で解説した技術書を出します 詳細は公式ページで確認してみてください。
なんだか宣伝エントリーみたいになりましたが(笑)今年も新しいコトにチャレンジできてよかったなー、という一年でした、まる。