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Oculus Rift DK2が届いた

@youten_redoがなにやら楽しそうにDK2をイジっている様子を見て、勢いでDK2をポチったのが、10月の上旬ごろ。 注文してもすぐには届かない、という話は聞いていたので、UnrealEngine4の学習もあるし、年内に届けばいいやーと気長に構えていたのだが、到着したのが10月20日過ぎ。思ったより早かったのでびっくりした。 で、DK2でソフトを動作させてみるなど、いろいろ体験しての感想などを書いてみる。 READMORE

ファースト・インプレッション

ここ最近になく衝撃を受けた経験となった(チープな表現だけど)。もっと早く買えばよかった!と悔しくなったし、DK2でMikulusDK2を観たときに、思わず「すげぇ」と声に出して言ってしまう程度には。 3D関連に携わって10年以上経過してるけど3Dグラフィックスでこれだけ衝撃を受けたのは、初代PlayStationを買ってリッジレーサーで遊んだとき以来な気がする。それだけのインパクトがあった。 90年代後半に3Dグラフィックス関連の仕事をして以来、ずっと3Dグラフィックス関連のトレンドをウォッチしてきた。で、長年思っていたのが「スクリーン(2D)で観る3Dグラフィックスは3Dのメリットがイマイチないよなぁ」ということ。だが、その解決策をDK2で様々なアプリを体験して見えてきた気がする。Oculusは今後の3Dの様々な可能性を広げてくれる気がする。 ちなみに、我が家では、私のみならず、子供たちも虜にしてる。

で何がスゴイの?

このようなヴァーチャルリアリティ的な体験するにはGoogle Cardboardを使う手段もある。ただ、DK2はCardboardを越えた体験ができる。 まず、360度上下左右を見渡すのであればDK2でなくてもCardBoardでもできる(スマフォのジャイロセンサーなどで傾きが検知できるから)。 ただ、Cardboardだと、ある1点(視点)を中心にした360度上下左右を観ることに限定される。つまり、その視点自体の移動は、コントローラなどを使った操作が必要となる。 DK2では、そのような視点の移動もコントローラなしで行える。これはDK2にはポジショントラッキング機能が付いているため。 ポジショントラッキングによって、DK2自身の位置が検知でき、「しゃがむ」や「場所移動」といった動作によって、視点が移動できる。 例えば、デスクがあるシーンであれば、 - しゃがむ事で机の下に落ちているモノを見つける - 机の上に広げてある書類を目を近づけて読む といったことが再現できる。これらの操作はCardboardでは、別途コントローラで操作しなければならない。 このように、DK2とCardboardは似たような機器のようにも思えるが体験できることが全く異なってくる。

DK2を購入するにあたって

ここまで読んでDK2が欲しくなった人に向けて、いろいろと知っておくと良いことを幾つか。

DK2はOculus社から直接購入する

詳しい手順はOculus Rift(オキュラスリフト)DK2の購入方法についてのまとめ | VR MEDIAを見てもらうとよいかと。 本体$350+送料$70=合計$420となる。円安傾向があるので、日本円で約4.5万円かな。

これは開発者版ですよ

Oculus Rift DK2は知名度高いけど、DK2がDeveloper Kitの略ということからも分かるとおり、現状は開発者向けとして販売されている。なので、DK2に対応したコンテンツは原則自分で開発することになる。 開発ではなく、ソフトを楽しむのが目的なのであれば正式リリース版を待った方がよいかもしれない。ただ、いち早く体験したいのであれば、購入は止めはしないが、コンテンツも多くないので飽きも早いかと。

ゲーム用PCが必須

DK2は何かしらのPCに接続するのだが、動作環境を含めて考えるとゲーム用WinPCがオススメ。DK2を使った開発は実質Win環境となるので。 デスクトップPCで例えると、Intel Core i7、グラフィックボードがGeForce GTX 900シリーズを搭載してるPCだとスペック的に問題無い。価格帯でいうと税込15万円程度。Oculusも含めると20万円オーバーとなる。 ノートPCとなると、これに5万円プラスして考える必要がある。

一通り経験してみたところで

次に何かソフトを作ってみることにする。世間ではUnityが中心なので、私はUnreal Engine 4を使って進めてみようかと。