「そういえば、UE4の新しいパーティクルエディタNiagaraが開発中だけど、一応使える様になっているはず」と、ふと思い出して、ソースコードを調査して有効化してみた。
で、その顛末をメモしておく。結論から先に言うと、よく落ちるで常用はまず無理。使い方を調べたいのだが、その前に落ちてしまうので、使い方がイマイチよく分かっていない状況。その当たりを念頭に置いて試してみるのがよいかと。
ちなみに、UE 4.8.1で試した。
Niagaraって何?
UE4の新しいパーティクルエディタのこと。ノードベースでパーティクルの動きを制御するので、例えばトルネードっぽいパーティクルのような何かしらの演算を元にしたパーティクルがこれまでより簡単に制作できる、と予想。
有効化する
プロジェクトのSaved\Config\WindowsフォルダにあるEngine.iniファイルに以下の2行を追加する。
[Niagara] EnableNiagara=True
追加後にプロジェクトを起動する。
使ってみる
Niagaraを使うには、その他から「ナイアガラスクリプト」「ナイアガラエフェクト」を指定して使う。「ナイアガラスクリプト」は、ノードベースのパーティクル制御のコード。「ナイアガラエフェクト」は「ナイアガラスクリプト」やマテリアルを選択してエフェクトを作成する、という環境。
これがナイアガラスクリプトのデフォルト画面。マテリアルと同じように、演算結果を最後に「出力」へと接続することでパーティクルの動きが決められる。
これがナイアガラエフェクト。エミッタに対してナイアガラスクリプトやマテリアルを選択して、エフェクトを作成する。
後は、これらを組み合わせていけばパーティクルが作成出来ると思うのだが、何度か試して見ても、今のところパーティクルらしきものが出来ない。開発中だからか、私の使い方が悪いのか…。
ということで、気になる人は試してみてください。