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macOSの音声入力は使い勝手がよい

今年に入り技術書典11(?)へ新刊を出そうかと原稿を書き始めたところ。原稿を書き始める場合は、個人的なセオリーとして、とにかく思いついたことをアウトプットして残すことにしている。

ということで現在は大量に文章をアウトプットしている段階な訳だが、その際に問題となるのはタイピング速度である。

文章をキーボードから入力する場合、入力速度がネックになってしまい、1日の出力上限が決まってしまう。それに加えて、タイピングによる疲れも、やはりアウトプットに影響していた。

しかし最近は、もっぱら音声入力を活用している。これは音声認識の変換速度や認識率の向上が著しく、かなり使えるモノになっている、というのが大きな理由である。

音声認識のプラットホームとしては、これまではGoogleDocsを使っていたのだが、ふと「iPadの音声認識の精度もいいし、macOSの音声認識はどうなのだろう?」と思い立ち使ってみた。使ってみた結果GoogleDocs以上に使い勝手がよい事が分かったのでおすすめしたいな、と。

GoogleDocsで音声入力を行うデメリット

先に言っておきたいのはGoogleDocsの音声入力の精度は非常によい。そういった意味では無料ででこのような音声入力が利用できる環境を提供しているGoogleには頭が下がる思いである。

ただ難を言わせてもらうと、対応するエディタがGoogleDocsしかない点が挙げられる。ブログなどの文章を作成する際は以下の手順が発生する

  • GoogleDocsを使って音声入力で文章化
  • 文章を選択してコピー
  • ブログのエディタへペースト

単純なようだが、これが地味に面倒くさい。

ただ、macOSはOS自体が音声入力の機能を備えているので、GoogleDocsを介すことなく、ブログのエディター内で音声入力による文章入力ができる。これは楽になる。

設定方法

設定方法は「システム環境設定」>「キーボード」から以下のように設定するだけである。

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この音声入力の起動についてはさまざまなキーカスタマイズができる。私は右コマンドキーで起動するよう設定している。

実際に使ってみて

このブログの文章もそうだが、使い慣れたテキストエディターで文章が入力されるのは非常に楽。文章編集も慣れているし。

上でいろいろ入力できるテキストエディタ上だと様々な編集が慣れているのでやはりGoogleドックスで編集するよりはこちらの方が非常に手っ取り早いってなそういった意味では非常に楽である。

しばらくmacOSの音声入力を使っていると、新しいMacが欲しくなる(今使っているのがMacBookPro 2013)。しばらくMacの買い替えはしばらくいいかなと考えていたがそれを覆す位個人的には手放せない機能となっている。

これからの課題

これは音声入力の課題というより個人的な課題なのだが。タイピングだとタイプしながら文章を構成するのだが音声入力の場合には一度に話す必要があるので、文章の構成を脳内で組み立てる時間が短くなる。そのため、割と無駄な文章が多く生成されがちである。

また、いろいろ喋って入力していると、長時間入力していると途中で音声の認識が終了しているため、最後まで文章が入力されてない場面の何度となくあった。このあたりも、ちゃんと気をつけないといけない。

まだまだ音声入力一発で、きれいな文章を作ることができないが、それができるようには何とかしていきたいと考えている。