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日常とか技術とか

DroidKaigi2018に参加してみて

2014年頃から開催されているDroidKaigi。ABC(Android Bazzer and Conference)は何度か参加しているけど、DroidKaigiの参加は初めて。そういや昨年ぐらいに、ひつじさんに会ったとき1「会社からお金(DroidKaigi関連の費用)出してもらえばいいじゃん」ってそそのかされたのが、参加しよう思ったきっかけだったような気がしないでもない。

ということで、久しぶりに参加してきたAndroid関連の開発者イベントだったので、その感想をつらつらと。

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Android中心から周辺の話へ

Androidの開発者イベントって聞くと、どうしても「Androidアプリはこう開発するといいよ!」とか「こんな便利ライブラリあるよ!」みたいな話がメインなのかなー、と勝手に想像してしまう。

これは間違ってはいないのだけど、今回のDroidKaigi 2018では、Android ThingsみたいなAndroidの派生技術(と言うのか?)や、gRPC+ProtocolBufferみたいな割とバックエンド寄りの話も聞けたりして、Androidを中心とした技術の広がり、のようなものを感じた。

このあたり、Androidアプリの開発をガッツリしてなくても、Androidアプリの周辺を支えてる(主にバックエンド)人もDroid Kaigiに参加する事で得るものが多いんじゃないかと。Androidアプリ開発を知らなくても楽しめるけど、Androidアプリ開発を知ってるともっと楽しめる、というところかな。

Android Thingsは楽チン

そういやAndroid Thingsには、DroidKaigiのcodelabで初めてちゃんと触ったけど、「Androidと他デバイスを組み合わせるの、ずいぶん楽になったねー」という印象が強かった。数年前に組み込みAndroid2とか言って、AOSPベースやLinuxカーネルに手を入れてカスタマイズしていた頃から比べると、ほんと雲底の差という気がした。

写真はおみやげで貰ったボード。ラズパイ3と繋ぐことで、Android Thingsを体験できるという。このボードと遊ぶ暇が欲しい…。

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ブース展示も他イベントと違う

あと、ブース展示も他イベントと違う!と驚いた。他のAndroid系のイベントだと、ほとんどが「自社で開発した○○の展示」がブースのほとんどを占めているけど、DroidKaigiではほとんどが自社紹介、リクルーティングが大半だった。

ヨソのAndroid関連イベントではまず見られない光景なので、このあたり「開発者が主役の」というコンセプトが反映された結果なのかなー、と。会社と開発者の双方がハッピーになって、その結果、ユーザもハッピーになればよいと思うので、この傾向はよいのではないかな。

アフターパーティで久しぶりの方々と

この手の開発者イベント、パーティが本番という話も聞いたりするけど。ということで参加してきた。

久しぶりに顔を合わせる人も多くて、DroidKaigiの半分はこのために来たというのも過言ではない。ということで、十分満喫させてもらった。あとは、初めましてな人にも挨拶できたし。

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プロジェクターでいきなりマリオカートがはじまったのは驚いたけど、ゆるふわなのもよいのでは(企業主催だと、こうはいかない)。なかなか、こんな大画面でゲームできる機会もないしねー。

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ということで

なにはともあれ、ひつじさんはじめ、スタッフの皆さんお疲れさまでした。次も参加できればしたいですね。今度は講演者になれればいいな!

さぁ、次は技術書展ですよ。


  1. ここ最近、開発者イベントよりコミケで会う機会が圧倒的に多い

  2. それ系を本を何冊か書いたけど。